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2007年9月7日(金)オーストリアクラーゲンフルト(滞在地)
世界一周125日目

ホテルをチェックアウトして、最後にマッジョーレ広場へ行ってみました。
今日か明日にでもマッジョーレ広場でイベントがあるようで、朝から忙しそうに準備をしている人たちがいるのをぼけーっと見ていました。
たった3泊4日でしたが、ボローニャがすっかり気に入ってしまっている私は、最後のマッジョーレ広場を堪能しました。

インターネットカフェで、クラーゲンフルトの情報収集をしようと思ったのですが、更新作業などに手こずってしまったこともあり、特に良い情報が得られませんでした。
こうなったら、出たとこ勝負です。
他の国でも同じように出たとこ勝負をしてきたので、そんなに不安も無いんですけどね。

12時44分の電車で、クラーゲンフルトへ向かいました。
実は、この電車は、ヴェネチア行きなのです。
ヴェネチアに到着した時に、深夜に1時間電車待ちをした駅で乗り換えるのですが、何だか懐かしいですね。
今回は、ヴェネチアで乗換えのみですが、いろいろあったヴェネチアを思い出しました。

約2時間でヴェネチアの乗換駅に到着。
ここまでは、特にトラブルもなく順調です。
ここで、ウィーン行きの電車に乗り換えて、約3時間後にクラーゲンフルトに到着する予定です。
この時は、期待と不安が入り混じっている感じでした。
なぜなら、アウェイで日本代表の試合が見られるのはとても嬉しいのですが、チケットは買えるのか?泊まるところがあるのか?スタジアムは近いのか?などの不安があったのです。

ボローニャから5時間30分くらいでクラーゲンフルトに到着しました。
さすがに、ちょっと疲れましたね。
しかし、ゆっくりしている時間はありません。
すぐにホテルを探して、スタジアムへ行かなくては。

駅でツーリストインフォメーションを探したのですが、そんなものは無いようです。
これは、大変困りました。
駅のインフォメーションで、街の中心地とホテルについて尋ねると、ホテルリスト付きの地図をくれました。
この街は、街の中心地にツーリストインフォメーションがあるようですが、全体的にホテルが少ない感じです。
それもそのはず、この街は、特に観光地ではないみたいです。
街の外れまで行けば、もうちょっとホテルがあるようですが、今から街の外れまで行っている時間はありません。
とりあえず、街の中心地へ歩きながら、安いホテル順に片っ端から電話をしてみました。
しかし、どこもかしこも満室です・・・。
唯一部屋があったのは、4ツ星ホテルで72ユーロでした。
ちょっと野宿も覚悟をした時に、ドネルケバブ屋の前を通りました。
おなかが空いていたで、ドネルケバブを買ったのですが、そこで、ホテルについて尋ねてみることに。
一番安そうなホテルだけ、電話が繋がらなかったので、ここへ直接行こうと思っていると伝えると、ドネルケバブ屋が電話をしてくれました。
すると、電話が繋がり、ドイツ語で何やら話していたのですが、何と部屋があるとのことでした。
料金は、なぜか45ユーロと言っていましたが、72ユーロ比べれば、全然問題ありません。
野宿するよりも全然マシです。
ドネルケバブ屋にお礼を言って、すぐにホテルへ向かいました。

ホテルに到着すると、レセプションの人がいきなり今日のサッカーの試合を見に行くの?って聞いてきました。
もちろん行く答えると、チケットは持っているのかと聞いてきます。
私は、これからチケットを買いたいと伝えると、何とチケットを無料でくれると言うのです。
最初は、私の聞き間違いかと思ったのですが、その場でチケットを渡されました。
何だか分からないのですが、とてもラッキーでしたね。
ホテルの部屋に入ってみると、パーティールームと言うか家族部屋と言うか、とにかくシングルルームではなくとても大きい部屋でした。
ベッドは3つあり、風呂場にはジャグジー付きという何とも贅沢な部屋で、かなりびっくりしてしまいました。
この部屋にチケット付きで45ユーロなら安いくらいでした。

レセプションの人も試合開始時間まで時間が無いから急いだほうが良いと言うので、チェックインは明日にして、急いでスタジアムへ向かいました。
この時点で、19時を過ぎていました。

中心地からバスに乗って、スタジアムにやって来ると、完璧アウェイですね。
当たり前ですが、周りにはオーストリア人しかいません。
ワールドカップとも違い、初めてのアウェイにちょっと戸惑ってしまいました。

ベルターゼースタジアム
ベルターゼースタジアムに入ると、更にアウェイを感じます。
周りのオーストリア人も日本人がやってきてびっくりしている感じでした。
今日がこのスタジアムのこけら落としのようで、試合開始前には、セレモニーが行われていました。

試合が始まると、どの試合でも盛り上がりますね。
日本で見る日本代表戦では、それほど声も出さずに淡々と見ているんですが、 今回は、アウェイの試合ということもあり、いつも以上に声を出してしまいました。
私にもナショナリズム?があったんだなって思いましたね。
ちなみに、逆サイドが日本側だったようで、この席の近くには、オーストリアの応援団がすぐ近くにいました。
自分の席の周りには、試合前に行われたセレモニーで演奏をしていた人や切符切りの係員などが座っていたので、この席は、招待席だったのかもしれません。
だから無料でくれたんでしょうね。

日本は、サイドチェンジをうまく使いながら良い展開で試合を続けていて、何度か決定的な場面があったのですが、結局、攻めきれずに0−0の引き分けでした。
相変わらずの得点力不足です。
オーストリアは、全然強くない感じだったので、ここに勝てないとなると、次のワールドカップは厳しいかもって思いました。

帰ろうと思ったのですが、みんな立ち上がりません。
オーストリアでは、試合が終わってもみんな残っているものなのかと思ったら、PK戦があるとのことでした。
もうちょっとPK戦の始まりが遅かったら、気付かずにホテルに帰っているところでした。
結局、PK戦は、4−3で日本が負けてしまい、何とも面白くない気分のままホテルに戻ることにしました。

バス停まで歩いたのですが、追い討ちをかけるようなこの寒さ。
オーストリアは、もう冬って感じでした。
周りの服装もコートを着ている人もいるくらいでしたし。
この寒さは想定内だったので、厚着をして行ったのですが、それでも寒かったです。
もしホテルが見つからなくて、野宿をすることになっていたら、大変なことになっていましたね。

街の中心地へ行くバスに乗り込むと、どこかで会ったことがある日本人がいました。
誰だっけ?って思ったのですが、すぐに思い出すことができました。
誰かと言うと、インドで会った元教員の世界一周をしている人です。
元教員ということもあって、覚えていたんですよね。
でも、まさかこんなところで会うとは。
向こうも、私がブラジルビザの関係で、既に南米に行っていると思っていたようなので、凄いびっくりしていました。
私と同じように、この試合があるというのを知って、急遽予定を変更して、昨日この街に来たらしいです。
この街は、何も無い街っぽいですが、11日のスイス戦まで滞在すると言っていました。

ホテルに戻り、ジャグジーを使おうとお湯をためたのですが、途中から水になってしまいました。
どういうこと?って思ったのですが、このお風呂は、給水器式だったのです。
つまり、ずっとお湯が使えるわけではなく、一定の量しかお湯が使えないというわけです。
次にお湯を使うには、何時間か待たなくてはいけないため、今日は、顔だけ洗って寝ることにしました。

<今日の支出!>

(ボローニャ)
コカコーラライト:1.9ユーロ
パン:0.8ユーロ
インターネットカフェ:3.5ユーロ
イタリア風サンドイッチ:4ユーロ
コカコーラゼロ:1.5ユーロ
コカコーラライト:1.5ユーロ
小計:13.2ユーロ約2,257円(1ユーロ=171円で計算)

(クラーゲンフルト)
ドネルケバブ:3ユーロ
ホテル(1泊):45ユーロ(サッカーのチケットを無料で貰った)
バス:1.7ユーロ
コカコーラライト:2.5ユーロ
バス:1.7ユーロ
小計:53.9ユーロ約9,217円(1ユーロ=171円で計算)

合計:約11,474円


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