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2007年11月22日(木)ペループーノ(滞在地)
世界一周201日目

今日は、ウロス島ツアーへ行くことになっていたのですが、あいにくの雨です。
それでも、ツアーは決行なので、9時頃に出発しました。

このツアーは、ティティカカ湖に浮かぶウロス島へ行くツアーですが、日本人のおじさん2人組を含めた総勢16名が参加していました。
港からモーターボートに乗り込むと、使えない日本人おじさんをまざまざと見てしまいました。
このモーターボートは、上に登れるようになっていたのですが、登れるのは4〜5名までということでした。
それなのに、既に定員オーバーにもかかわらず、日本人おじさん2人組が上に登ってきます。
他の客もどうする?って感じだったので、同じ日本人として、私が下りることにしました。

ボートが進むにつれて、周りには、トトラ葦がたくさん見えてきました。
実は、このウロス島とは、トトラ葦でできた人工の島らしいです。
実際に、どんな感じで浮いているのか、どんな感じで生活しているのかを見てみたいと思ったので、このツアーに参加したのです。

ウロス島(上にいる鳥は、コンドル)
ウロス島に到着すると、本当に浮いています。
地面は、もちろんトトラ葦でできているので、歩くと少し沈みます。
こんなところで生活できるの?って思うくらいの場所でしたが、原住民は、ちゃんと生活しているのです。
私には、ちょっと無理だと思いました。
ちなみに、島に到着した頃には、雨もやみました。

ガイドが英語とスペイン語を交互に話しながら説明をしてくれたので、いろいろなことがわかりました。
まずは、ティティカカ湖。
ティティカカ湖は、ペルーとボリビアの国境に位置していますが、ペルーが60%で、ボリビアが40%占有しているようです。
このティティカカ湖では、マスがよく取れるらしいのですが、大きいマスが多すぎると、小さいマスを食べてしまうので、それが問題になっているらしく、島の中でマスを養殖して、対応しているようです。
そして、ウロス島ですが、トトラ葦を交互に積み上げて、島の土台を作り、その後に、トトラ葦で建物や船などを作っていくことによって、新しい島ができると言っていました。
更に、トトラ葦は、別名プーノバナナと言うらしく、食べ物としても使えるようです。
私と数人のツアー参加者が、試しにプーノバナナを食べてみましたが、味が全く無いサトウキビという感じで、あまり美味しくありませんでした。
なお、ガイドの話だと、地元の人は問題ないけど、ツーリストがこれを食べると、おなかを壊す可能性があるとのことです。
もちろん、他にもいろいろと説明をしてもらいました。

ウロス島の島は、2島行ったのですが、1島が終わったところで、トトラ葦でできたボートに乗せてくれることになりました。
有料でしたが、せっかくのチャンスだったので、乗ってみることに。
小さなボートに、13人(1人は船頭)も乗ったので、倒れたらどうしようかと思ったのですが、無事に2つ目の島まで行くことができました。
のんびりのんびりとトトラ葦でできた島々を見ながらのクルージング?は、ちょっとした贅沢でした。
しかし、ボートから降りた時には、お尻が濡れていたのが困りましたけど。

2島目も1島目と同じような感じでしたので、ただ島を眺めていました。
この島の人は、私達のような観光客へ民芸品を売って生活しているようです。
そういうことを考えると、何か買ってあげたほうが良かったのかもしれませんが、結局、何も買いませんでした。
やはり、欲しい物が無いのに、わざわざ買うこともないですよね?

これで、このウロス島ツアーは、終わりです。
このツアーに参加して、不思議な気分になり、人間って、どこでも生きていけるんだな〜って思いました。
やはり、トトラ葦の上で生きていくのは凄いと思います。

街の中心地まで送ってもらい、カルロス・ドレイエール(考古学)博物館へ行きました。
ここは、プーノ周辺から発掘された物(主にプレ・インカの物)を展示している博物館です。
大学生がガイドと一緒に館内を回ったのですが、とても楽しく見ることができました。
ガイドの大学生は、英語と時折スペイン語を交えて説明をしてくれたのですが、頑張って日本語の単語も使おうとしてくれました。
その行為が、とても嬉しかったのです。
ガイドの大学生が理解力が無い私に対して、とても頑張って説明をしてくれたため、展示してあるものが何となくわかりました。
最後に、ガイドから英語とスペイン語と日本語の3言語でノートに何か書いてとお願いをされたのですが、さすがにスペイン語で文章を書くのは無理と断って、英語で少しだけ書きました。
文章がとても稚拙になってしまったため、日本語で書けば良かったと後悔しています。
なお、カルロス・ドレイエールとは、ドイツ人の名前らしく、ペルーでは、とても有名人らしいです。
この博物館は、カルロス・ドレイエールが集めた物を展示してあります。

1時を過ぎたところで、ちょっと遅めの昼食を食べようと思い、地元の人で込んでいるレストランへ入ってみました。
昨日は、昼夜ともにツーリスト向けのレストランに入ったため、私以外に客がいないという状況だったのですが、このレストランは、ひっきりなしに客が入ってきます。
そんなに美味しいのかと思ったら、言うほどでもありません。
では、なぜこんなに込んでいるのかと思ったら、料金が2.5s/.だったからです。
このレストランは、本当に安いですね。
メニューは、初めから決まっていて、最初にスープ、次に鳥のから揚げかステーキのどちらかを選択するというものでした。
昨日は、1食で20s/.以上も払っていたので、何だかバカらしくなりました。
これが、プーノの地元民の料金なんだと思います。
ちなみに、このレストランでは、誰もチップなど払っていなかったのですが、あまりにも安かったので、チップをあげてしまいました。

その後は、ホテルに戻り、しばし休憩。
高地では、無理をしないのが鉄則なので、のんびりすることも重要なのです。

2時間くらい休憩して、暇つぶしにお土産屋をのぞきに行きました。
このプーノも、ラ・パスと同じように、アルパカなどの製品がたくさん売っています。
そこで、ラ・パスでは買わなかったアルパカ100%のセーターを買おうと思ったのでした。
まずは、中央市場へ行ってみたのですが、ここにはろくな物が売っていませんでした。
そこで、メインストリート沿いのお土産屋へ行き、料金交渉の末、アルパカ100%のセーターを買いました。
言い値は、35s/.だったのですが、お互い歩み寄って、最終的に30s/.になりました。
交渉をした店員と違う店員にお金を支払ったところ、30s/.で良いの?って感じで、交渉をした店員に確認をしていました。
つまり、ボってはいないということだと思います。

その後は、特にやることがなく、街をぷらぷらしようと思ったら、突然雨が降ってきました。
仕方が無いので、インターネットカフェで雨宿りをして、17時30分頃にホテルに戻りました。
ラ・パスもそうでしたが、プーノは、雨が降るとかなり寒いです。凍えます。
そろそろ服装に無理がきてるかもしれませんね。

夜になり、近くの安いレストラン(昼とは別の場所)で夕食を済ませました。
ラ・パスもそうでしたが、地元の人には、何気に鶏肉がメインのようです。
今回入ったレストランも鶏肉がメインのレストランでしたし。

ホテルに戻って、テレビを見ていたら、冬のソナタがやっていました。
冬ソナパワーは、南米ペルーまで来ていたようです。
タイトルは、「Invierno de Sonata」(Inviernoが冬)とそのままでしたが、ヨン様やチェ・ジウが(吹き替えで)スペイン語を話しているのが、何だか面白かったです。

明日は、電車で1日かけて、クスコへ行きます。
バスのほうが早くクスコに着くらしいですが、4,000mを越える世界最高峰の駅に止まったり、渓谷の景色が最高に綺麗だったりということなので、敢えて電車で行くことにしました。
ちょっとした”世界の車窓から”の気分を味わいたいと思います。

<今日の支出!>

トトラ葦製ボート:5s/.
カルロス・ドレイエール(考古学)博物館:10s/.(学割)
鶏肉セット定食(スープとステーキ):2.5s/.
チップ:0.5s/.
コカコーラセロ:1.5s/.
マンゴージュース:2s/.
アルパカ100%セーター:30s/.
インターネットカフェ:2.5s/.
鳥の丸焼き(1/4サイズ):6s/.
コカコーラセロ:2s/.

合計:62s/.(ペルーソル)約2,362円(1s/.=38.1円で計算)


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