ドイツワールドカップ観戦記!

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5日目(6月22日)

今日は、ついに
日本対ブラジルの日。
今までドイツに滞在して、ワールドカップで国全体が盛り上がっているのを凄く感じ、私たちも興奮しっぱなしで、この日を迎えました。
早く生で試合が見たいと思っていたのですが、キックオフは21時!
まだまだ時間があるため、ICE(日本で言うなら新幹線)に乗ってドルトムント(試合会場の都市)の途中にあるケルンへ寄ることにしました。

私たちは、初めてフランクフルト近郊から脱出するので、ちょっと浮かれていました。
今までの旅行のことやワールドカップのこと等いろいろなことを話しているうちに、IDCは快適に飛ばして行き、約2時間でケルンに到着しました。
大聖堂到着間際に電車の中から外を見ると、そこにはとても大きな教会が見えました。
「すっげ〜。何あれ?」って私が言うと、友人が世界遺産に登録されている大聖堂と教えてくれました。
実は、その大聖堂を見るためにケルンに寄ったのでした。

ケルン駅に降りると、早速、目の前にある大聖堂へ行きました。
大聖堂は、とても大きく雄大であり、観光名所というだけあって、たくさんの観光客が訪れていました。
その中でも、特に日本人が多く、みんな日本対ブラジルを見るんだろうなって思いました。

大聖堂に入ってみると、外観の雄大さに加えて教会特有の荘厳さが感じられました。
正直、教会ってちょっと怖い雰囲気がありますよね。
でも、それが教会って感じで良いんですけど。
中には、各言語の説明書が売っていたので、日本語版を購入しました。
私は、いらないかなって思ったのですが、この説明書を買ったことは、かなり正解でした。
なぜなら、説明書がないと、さっぱり分かりません。
私は、キリスト教の歴史に疎いため、その説明書があっても今ひとつの状態でしたけど・・・。

説明書を見ながら、一つ一つ見て回りました。
ステンドグラス、墓、etc。
どれがどれか良くわからなくなってしまったので、写真を何枚か載せておきます。
大聖堂の中 大聖堂の中 大聖堂の中 

大聖堂の中 大聖堂の中 大聖堂の中 大聖堂の中心

これで終わりかなって思いながら奥へ行くと、大聖堂の上に登れることがわかりました。
入り口には、段数が
”509段”と書いてあるのを見てちょっと悩みましたが、せっかく来たので登ることにしました。
何分か入り口で待ってから、いざスタート!
大聖堂内の螺旋階段石造りの狭い螺旋階段をひたすら登ります。
それも、降りてくる人も同じ螺旋階段を使っているため、すれ違うのがかなり大変です。
イメージは、映画[冷静と情熱の間]にも出てきたイタリアのドーゥモです。
(行ったことがないと分からないですかね)
ずっと同じ方向に登るので、目が回ってくるし、息は上がってくるし、本当にしんどいながらもひたすら登っていました。
ただ、一緒に登っている人たちとの妙な一体感ができ、「頑張れ!ファイト!」や「ヤーパン。ヤーパン。(ドイツ語の日本という意味)」など励ましあいながら登れたのが、とても良い感じでした。

大聖堂の頂上からの景色ひたすら登ってふらふらになりながら、やっと登頂!と思ったら、まだ途中地点・・・。
ここからは、鉄の普通階段で上に行きます。
体力的にかなりしんどかったのですが、最後の力を振り絞り、一気に一番上まで上りました。
正直、ぜいぜいしていましたが、そこからの景色で一気に疲れが吹っ飛びました。
本当に眺めが良いのですが、それよりも、良くここまで頑張って登ったな〜って、自分で自分を褒めてあげました。

帰りも同じように螺旋階段を降りたのですが、ずっと同じ方向に下を向いて歩いているとかなり気持ち悪くなってきました。
さらに、登りと同様に全然ゴールまで到着しません。
ちょっとくらくらしかけていたのですが、最後の力を振り絞って降りると、やっと下に到着しました。
外に出て、大聖堂を見上げると、あんな上まで登ったんだな〜って思い、ちょっと感動をしてしまいました。

その後は、ケルンの街をぷらぷら歩き、街なみを見ながら、良いものがあれば買物をするといった感じで過ごしていました。
そして、中心地からちょっと外れると、そこには、面白い博物館がありました。
その博物館は、なんと!?チョコレート博物館です。
ケルンは、チョコレートの産地って訳ではないと思うのですが、世界各国のチョコレートの展示等がされているようです。
”ようです”ってどういうこと?って思う人もいると思いますが、実は、博物館の中に入っていないんです。
時間の関係もあり、博物館の敷地内にあるお土産屋(入場無料)にだけ入りました。

その後は、ケルンの街を再びぷらぷらした後、試合会場であるドルトムントへ向かいました。
ドルトムントへ行く電車の中は、熱気がありました。
日本人が多く、みんな日本対ブラジルを見るんだな〜って思いました。
この電車の中でも、この旅のことや今日の試合のことなどいろいろなことを話していました。

ドルトムントの駅前電車の事故で予定よりちょっと遅れて
ドルトムント駅へ到着すると、駅は凄い熱気でした。
やっぱり、試合がある都市だし、ドルトムントは、観光名所があるわけでなく、普段はサッカー一色の街なので、凄いことになっていました。
駅前広場では、既に踊っている集団やビールを飲んで騒いでいる集団など、本当にすっごい熱気と勢いがあり、私たちは、すっかり興奮してしまいました。
その中には、日本人もたくさんいて、これぞ日本人という感じで、ちょんまげに袴という侍スタイルの人もいました。
私たちも盛り上がろうと思い、ケルンで購入したビールの形をした帽子とサッカーボールの帽子を被ろうと思ったのですが、ここでショックな出来事が起きました・・・。
何かというと、サッカーボールの帽子がなくなっていたんです。
どこで無くしたかは分からないのですが、たぶん、電車の足元に帽子が入っていた袋を置いていたので、そこで落ちてしまったのだと思います。
ドルトムントで売っていれば、もう一度買おうと思ったのですが、残念ながら売っていませんでした。
友人は、とても残念がっていましたが、これもまた思い出です。(って思おうね!)

ドルトムンドスタジアム熱気ムンムンのまま、ドルトムントスタジアムへ行くことにしました。
今までいろいろと観光してきて、本来の目的を忘れがちでしたが、この試合のためにドイツに来た私たちは、スタジアムに近づくに連れて、気持ちが高ぶってきました。
そして、目の前に見えたドルトムントスタジアム!
「ついに来た〜!」って叫んでしまうほどでした。

と、ここで、ある問題に気がつきました。
実は、ユーロを全然持っていなかったのです・・・。
観戦チケットもあるし、電車のチケットもあるから、特にお金を使わなくてもどうにかなると言えばなるのですが、やっぱりちょっと心配です。
さらに、会場内でしか売っていないワールドカップの公式プログラムを購入してしまったので、2人で10ユーロくらいしか持っていませんでした。
試合開始は21時からということもあり、さすがにおなかが減ってきますし、ドイツと言えば、やっぱりビールが飲みたいものです。
売店を見てみると、ビールとホットドックなら2人分購入できることが分かり、軽い夕飯を済ませてから、スタジアムに入りました。
これで、ほとんど一文無し状態です・・・。

スタジアムのゲートをくぐり、ピッチを見た瞬間、本当になんとも言えない気持ちの高まりがありました。
それくらい興奮していて、2002年の感動を思い出しました。
本当に、ドルトムントスタジアムの雰囲気はサイコーでした。

ドルトムンドスタジアム時間が21時になり、ついにキックオフ!
試合内容は、皆さんが知っていると思うので、簡単に書きたいと思います。
先発をだいぶ入れ替えていたので、期待と不安でいっぱいでした。
ほとんど決勝トーナメントへ行けないことは分かっていましたが、せめてこの試合だけ勝ってくれればいいなって思っていました。
そしたら、玉田の先制ゴール!
本当にびっくりして、近くの人たちとハイタッチしまくりでした。
このときは、本当に「ブラジルに勝っちゃうの?」って思ったくらいです。
しかし、そうは行きません。
前半を1−0で終わってくれ!って祈っていたのですが、結局、ロナウドにゴールを決められて1−1で前半終了。
まだ行けるって思ったのですが、この1点はかなり大きいなって思いました。
前半リードで折り返すかどうかって、本当に重要なことだと思っていましたから。

後半が開始してから、一方的なブラジルペース。
当たり前のことなので、特に何とも思いませんが、シュートを打たないフォワード陣と全然走らない選手にあきれてしまいました。
最後の方は、興奮も冷めてしまい、普通に見ていたくらいです。
結局、4−1という惨敗で終わりましたが、これが実力かなって思いました。
中田英の最後
試合終了後、中田がずっと動かなったのを見てて、最初は怪我でもしてるんだと思いました。
でも、様子が違うことがわかり、今度は、「何寝てるんだよ!早く起きてサポーターに挨拶しろよ!」って本気で思っていたのですが、実は、引退を決意していたんですね。
そんなことはまったく知らなかったので、普通に写真を撮りました。
今思えば、結構貴重な写真かもしれませんよね。(でも小さすぎ?)


試合内容は、こんな感じでしたが、ワールドカップという意味では、とても面白かったです。
ブラジル人サポーターの応援を見たり、たくさんの日本人サポーターと一緒に応援したり、日本で代表戦を見るときは、結構冷静に観戦するのですが、前半は、すっかり応援にハマってしまったくらいです。
海外に来ると、愛国心っていうのが出るんだなって改めて思いました。

試合が終わると23時半過ぎです。
明日にドイツを旅立たなきゃいけない私たちは、日本で1時半頃出発の電車を予約していました。
そのため、2時間くらい待たなきゃいけないのですが、手元に現金がありません。
どうしようかと思ったのですが、そこで役立つのが国際キャッシュカード。
念のために持って来ていたので、24時間対応のATMでお金を下ろして、ビールとインビス(トルコのドネルケバブ)を食べて、外のベンチで時間を潰すことにしました。

ドルトムンド駅前(深夜)深夜になっても、駅周辺はとてもに盛り上がっています。
サンバを踊りながらブラジルと叫んでいる集団やドイツと叫んでいる人、日本と叫んでいる人、まだまだ興奮が収まらず、たぶん朝まで続くんだろうなって思いました。

そして、私たちの前を通り過ぎる人々のうち何人かの外人が、「ニッポン!ニッポン!」と私たちに叫んでくるので、それに合わせて私たちも「ニッポン!ニッポン!」と返していたのですが、隣にいた黒人カップルがとてもおかしそうに笑っていました。
それで、黒人の女性が、「ニッポン!」ってどんな意味?って聞いてきたので、日本語のジャパンという意味と英語で教えてあげると「なるほどね〜。」って納得していたのですが、常に大爆笑でした。
その人たちは、ガーナ人だったのですが、たぶんガーナ語(ってあるのかな?)では、「ニッポン」っていうのは、変な言葉の意味なんでしょうね。
本当に、ずっと笑っていました。
結局、どのような意味かは聞きませんでしたが、その人たちとちょっと交流して、楽しい時間を過ごしました。
出発まで30分くらい前になったので、駅のホームへ行くことにしました。


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